体験会事例 小学生が車いすバスケットボールに挑戦! 網本麻里選手と楽しむ体験会

主催者
杉並区 区民生活部 スポーツ振興課
講師
網本 麻里選手(車いすバスケットボール)
網本麻里選手が小学生と一緒に車いすバスケットボールを楽しんでいる
開催日
  • 2026.08.09(日)
場所
  • 杉並区大宮前体育館
対象
  • 杉並区内在住・在学の小学生
参加人数
  • 72名

車いすバスケットボールの楽しさを体験!

杉並区大宮前体育館で、小学生を対象にしたスポーツ体験会が開催されました。バレーボール競技でロンドン2012オリンピックに出場し、銅メダルを獲得した大友愛さんと、車いすバスケットボール女子日本代表としてパリ2024パラリンピックに出場した東京パラくるの講師・網本麻里選手が参加し、子どもたちはバレーボールと車いすバスケットボールを体験しました。

本記事では、網本選手による車いすバスケットボール体験会の様子と、子どもたちに伝えた想いや今後の活動への展望を紹介します。





網本選手と子どもたちが一緒に競技用車いすを漕いでいる。




乗って、動いて、シュート! 子どもたちが夢中に

体験会は、午前に小学1・2年生、午後に小学3〜6年生を対象に実施。各回定員40名のところ、200名を超える応募があり、高い関心を集めました。

車いすバスケットボールの体験では、はじめに網本選手から、競技用車いすへの乗り方や安全に楽しむための注意点、漕ぐときのポイントなどを教わります。その後、チームに分かれて実際に競技用車いすを操作し、まっすぐ進んだり、ターンしたりする基本動作を練習しました。

続いて、子どもたちが鬼役になって鬼ごっこ。子どもたちの間をスルスルとすり抜ける網本選手を追いかけながら、夢中になって競技用車いすを動かします。

シュート練習では、足腰を使わずに高いリングまでボールを投げる難しさに苦戦する姿も。それでも次第に競技用車いすの操作に慣れ、最後の試合ではスムーズにコートを動き回る子どもや、シュートを決める子どもも見られました。

また、体験会では網本選手が保護者にも参加を呼びかけると、大勢の手が上がりました。先に体験していた子どもたちが、覚えた競技用車いすの操作を保護者に教える場面もあり、親子で一緒に楽しむ微笑ましい時間となりました。

最後は網本選手への質問タイム。「車いすバスケットボールを始めたきっかけは?」「一番強かった相手は?」など、次々に質問が飛び出し、網本選手は一つひとつ丁寧に答えていました。体験を振り返って、子どもたちからは「バスケットボールが苦手だったけど楽しかった」「チームワークで戦えるようになった」といった声も聞かれ、盛況のうちに体験会が終了しました。





子どもたちの質問に網本麻里選手が答えている




新しいことに出会ったら、まずはチャレンジを

体験会では、始まる前から「車いすに乗りたい」「車いすバスケットボールをやりたい」と子どもたちが周囲に集まってきて、すごくうれしかったです。

これから子どもたちには、たくさんの新しいことがやってくると思います。やってみないと、自分に合うのか、楽しいのかも分かりません。だから、新しいことに出会ったら、まずはチャレンジしてみてほしいですね。

私自身のこれからとしては、女性アスリートとして経験してきたことも、東京パラくるの講師として伝えていきたいです。月経によるコンディションの変化など、言いづらいことでも、少しずつ知ってもらうことでお互いの理解につながると思います。それはスポーツだけではなく、日常生活や職場の中でも同じですし、共生社会の実現にもつながっていくと考えています。

競技では、2028年のロサンゼルスパラリンピックでメダルを取ることが目標です。それを見て「車いすバスケットボールってすごい」「やってみたい」と思う人が増えて、特に女子の競技人口が増えてくれたらうれしいです。

網本麻里選手ポートレート、競技用車いすに乗って微笑んでいる




依頼者コメント

網本選手には、子どもたちに大変フレンドリーに接していただき、安心して参加できる雰囲気づくりをしていただきました。

参加した子どもたちからは、「普段ミニバスケットボールをしているが、また違った面白さがあった」「車いすバスケットボールだけでなく、パラスポーツ全般に興味を持つことができた」といった声が寄せられ、大変好評でした。

また、保護者も一緒に参加できるプログラムを取り入れていただいたことで、親子で楽しみながらパラスポーツへの理解を深める機会となりました。ありがとうございます。

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