- 実施事例
- 車いすラグビーの池崎大輔選手とデフラグビーの大塚貴之選手に学ぶ、スポーツボランティア入門講座
講演会事例 車いすラグビーの池崎大輔選手とデフラグビーの大塚貴之選手に学ぶ、スポーツボランティア入門講座
- 主催者
- 公益財団法人東京都スポーツ文化事業団
- 講師
- 池崎大輔 選手(車いすラグビー)
大塚貴之 選手(デフラグビー)

- 開催日
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- 2026.07.28(火)
- 場所
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- 東京体育館 第一会議室
- 対象
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- スポーツボランティアに興味のある方(中学生以上)
- 参加人数
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- 51名
二つの「ラグビー」から広がる、支えるスポーツの世界
車いすラグビーとデフラグビー。競技の特徴も、選手に必要なサポートも異なる二つのラグビーから、スポーツボランティアの役割を学ぶ講座が東京体育館で開催されました。
講師は、パリ2024パラリンピックの車いすラグビー金メダリスト・池崎大輔選手と、第3回7人制デフラグビー世界大会の日本代表・大塚貴之選手です。今回ファシリテーターとして参加した東京都障害者スポーツ協会による進行のもと、二人がそれぞれの競技の魅力や必要な支援、ボランティアと選手との関わり方について語りました。
池崎大輔選手より
参加者の皆さんが前のめりになって話を聞いてくださっている姿が印象的でした。大塚選手の話を聞いて、声に頼らず、視線や動き、仲間との信頼によって意思を伝え合うデフラグビーには、「コミュニケーションの極み」があると感じました。
これからは、未来を担う若い世代に、「障害があっても人生にはいろいろな選択肢があること」を伝えていきたいです。そして、パラスポーツをもっと身近なものにし、その価値や歴史を未来へ残していける環境をつくりたいと思っています。
大塚貴之選手より
参加者の皆さまがスポーツボランティアに高い関心を持ってくださっていることは、私や池崎選手がお話しさせていただいた際に、真摯に耳を傾けてくださる姿からも強く感じました。
デフラグビーは、まだまだ認知度の高い競技とは言えず、その魅力や可能性を十分に知っていただけていないのが現状です。
だからこそ、今回のような機会を通じてデフラグビーやデフスポーツについて知っていただき、「応援したい」「サポートしてみたい」「ボランティアとして関わってみたい」と思ってくださる方を一人でも増やしていきたいと考えています。
スポーツを通じて、聴覚障がいのある人とない人がつながり、ともに楽しめる環境をつくっていくためにも、これからもデフラグビーの魅力を積極的に発信していきたいと思います。
依頼者コメント
池崎大輔選手、大塚貴之選手というトップアスリートを派遣いただき、参加者が競技の魅力や障害に関する実体験を直接伺うことで、パラスポーツ・デフスポーツへの理解やスポーツボランティアへの関心を深める貴重な機会となりました。参加者アンケートでも満足度が高く、本事業の目的達成にもつながる有意義な講座となり、大変満足しています。
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選手の経験に学ぶ、競技とサポートのかたち
池崎選手は、激しい接触とスピード感が魅力の車いすラグビーを映像とともに紹介。6歳で難病のシャルコー・マリー・トゥース病を発症した経験や、車いすバスケットボールから車いすラグビーへ競技転向し、世界一を掴み取るまでの歩みを語りました。「できないことがあっても、自分なりの方法を考え、挑戦する過程も楽しむ。」その経験から、現在は困難を楽しむ姿勢で競技や生活の壁に向き合っているといいます。
大塚選手は、生まれつき耳が聞こえない自身の経験を交え、音に頼らず意思を伝え合うデフラグビーの特徴を解説。世界大会で導入された「サイレントレフリー」では、審判は笛の代わりに旗やハンドサインを使って判定を伝えるなどの特徴があると説明しました。さらに、デフスポーツを取り巻く社会の変化についても言及。東京2025デフリンピックをきっかけに、口元が見えるように話す人が増えるなど、デフスポーツや聴覚障害への理解の広がりも感じていると語りました。
続くトークセッションでは、車いす利用者と聴覚障害者が直面するバリアや、それぞれに必要な支援が話題となりました。
そして、スポーツボランティアの魅力について、池崎選手は「観客席よりも近い距離で選手を見ることができ、競技や選手の障害について知る機会にもなる」と紹介。大塚選手も「競技を間近で見ることで、どのようなサポートができるのかが見えてくるほか、応援している選手を支えられることも魅力だ」と語りました。
さらに二人は、ボランティアは大会を一緒につくる仲間であり、これからも選手とともに大会を盛り上げていきたいと参加者に伝えました。