体験会/指導者派遣事例 パラアスリートによる体験会

主催者
スペシャルオリンピックス日本・東京
講師
亀澤理穂選手
ラリーを通して直接指導をする亀澤選手
開催日
  • 2024.04.20(土)
場所
  • 荒川総合スポーツセンター2階卓球場
対象
  • スペシャルオリンピックス日本・東京所属の選手
参加人数
  • 43名

異なる障害の選手が卓球でひとつに!

4月20日(土)荒川総合スポーツセンターにて、スペシャルオリンピックス日本・東京の選手たちを対象に、デフ卓球の亀澤理穂選手を講師に招き実技指導を実施。 亀澤選手は2009年からデフリンピックに出場しメダルを獲得しているデフリンピアンで、今まで獲得したたくさんのメダルを持ってきてくださいました。卓球場の外からも「亀澤選手だ!」と気づかれ騒然とする場面も。
スペシャルオリンピックス日本・東京は、知的障害のある選手たちが活躍する団体で、亀澤選手からも事前に「以前からいろいろな障害の方たちと卓球したいと思っていたので楽しみです。」との声を伺っていました。



メダル一覧




卓球がもっとうまくなりたい!

スペシャルオリンピックス日本・東京の普段の練習に亀澤選手が参加するかたちでスタート。前半は上級クラスの選手への指導で、ラリーをしながらも気になったところは選手の近くで「肩の力が入っているから力を抜いてレシーブすれば返球できるよ!」「腕を振り切って!」と丁寧に的確なアドバイスを送っていました。
後半の初中級の選手たちには、笑顔で指導する姿が印象的。できたときにはたくさん褒めてくれる亀澤選手の指導に、選手たちも自然と笑顔がこぼれます。サーブのトスは16cm以上上げなければいけないというルールがありますが、今までそれができなかった選手に亀澤選手が根気強く声をかけ続けました。何度目かのチャレンジで、16cm以上上がるようになり、目に見える成長に自然と拍手が。
終了後、選手からは「すごい選手に直接教えてもらえるなんて、とっても貴重な時間でした!」「アドバイスが分かりやすくて、今日で上手になりました!」と笑顔で感想を語ってくれました。
楽しい時間はあっという間で、また来てほしい!とリクエストがすぐに出てくるほど楽しく充実した練習になりました。



デモンストレーションを見せている場面(周囲に人が集まっている) アドバイスをしている場面




講師コメント

講師コメント写真

今回は、知的障がいの方と一緒に卓球をやりました。
最初はどうやって対応すればいいのか不安だったのですができるようになったらハイタッチしたりして楽しかったです。
私にとって一人一人の顔の表情とか言葉掛けを考えて対応することに対して大変勉強になりましたし、貴重な時間でした。
ありがとうございました。

主催者コメント

デフリンピックメダリストの動きを間近に見て、アドバイスをいただきながら、練習が出来たことはとても貴重で参加者全員がとても楽しい時間を過ごすことができました。
また、今までに獲得されたメダルを持参していただき、触れさせていただいたので、参加者は目をキラキラさせながらメダルの大きさや重さを体験することができ、アッという間の2時間でした。

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