- 実施事例
- シブヤパラスポーツフェスタ
体験会事例 シブヤパラスポーツフェスタ
- 主催者
- 渋谷区スポーツ部スポーツ振興課
- 講師
- 岩渕亜依選手、山本典城氏
- 開催日
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- 2023.10.01(日)
- 場所
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- 渋谷区スポーツセンター
- 対象
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- どなたでも参加可能
- 参加人数
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- 401人
手話を知らなくても大丈夫!
渋谷区が主催する「シブヤパラスポーツフェスタ」において、デフフットボールの体験会を実施しました。
前半は事前に配られた耳栓を参加者が装着し、まずは口の動きだけで単語を伝える口話ゲーム、ジェスチャーゲームで声が出せない中でのコミュニケーションを体験しました。
講師から「手話がわからなくてもコミュニケーションは取れる」という話もあり、体験会の内容やルール説明は絵や文字でホワイトボードに書かれているなど耳栓をして音が聞こえない状態でも安心して参加できるよう工夫がされていました。
音のないフットボールを体験してみよう
後半は色の手話を教わり、指定された色のカラーコーンを回ってドリブルする体験を行いました。「赤」は唇の色、「緑」は草という手話と同じなどの説明を受けると、どの参加者も真剣な表情で手話を覚えていました。
ドリブルリレーではスタート地点の向かい側にたくさんのカラーコーンが並んでおり、講師が手話で指定した色のコーンを回って次の人と交代するというルールで行いました。
最後は「ありがとう」「お疲れ様」の手話を教わり全員が笑顔で挨拶していました。
主催者コメント
パラスポーツ・デフスポーツの体験会をとおして、ちがいを知ってもらうことで、障がい者理解の促進及び共生社会の実現を目的として、イベントを実施しました。
ゲストとしてお越しいただいたデフフットボールの山本監督、岩渕選手には、実際の体験・ゲームを通してデフスポーツに関すること、魅力を伝えていただき、来場者も熱心に体験会に参加している姿が見られました。来場された方には、さまざまな気づき・発見の場になったかと思います。
本イベントは、パラスポーツ・デフスポーツの認知を広げる良い機会となりました。
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講師コメント
「シブヤパラスポーツフェスタ」にてデフフットボール体験ブースの講師として参加させていただきました。当日は様々な方に参加頂きましたが、口話ゲームやジャスチャーゲームでもみなさん楽しんで頂けていたかと思います。
2025 年には東京でデフリンピックが開催されます。 このような活動を通して少しでもデフスポーツの認知、障がいに対する理解が深まっていくように今後も積極的に活動していきます。