- 実施事例
- スポーツ指導者養成セミナー フォロー研修
講演会事例 スポーツ指導者養成セミナー フォロー研修
- 主催者
- 中央区区民部スポーツ課
- 講師
- 谷口 裕美子氏
- 開催日
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- 2023.07.18(火)
- 場所
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- 中央区役所
- 対象
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- (1)中央区及び中央区体育協会主催のスポーツ事業において指導をされている方 (2)その他、地域のスポーツ団体等で指導をされている方
- 参加人数
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- 36名
工夫ー何ができないかではなく、“何ができるか”
中央区が主催する「スポーツ指導者養成セミナー フォロー研修」において、「知的障がい者とスポーツ」をテーマに講演会を実施しました。
前半は「障がいの分類とパラリンピック・デフリンピックについて」「パラリンピックの起源」「パラスポーツにおけるルールの工夫」についてお話いただきました。
ひとりひとりの特性に合わせた関わりを!
後半は、知的水泳のコーチとしてロンドン・リオ・東京2020パラリンピックと3大会に帯同された谷口氏のご経験から、「知的障がいの概要・特性」「対応のポイント」「スポーツ指導上のポイント」について学びました。こだわりや理解度の違い、物事の見通しが立てにくいなどといった知的障がいの特性に対する対応のポイントや工夫について、知的水泳のトップアスリートとのエピソードも交えつつお話いただきました。講演の終盤には「用具やルールを工夫することで、誰もが一緒に楽しめる」といったパラスポーツへの考え方が社会においても大切であり、創意工夫をしたり挑戦していくことが大切であるとメッセージをいただき終了しました。
主催者コメント
障害者スポーツの推進に向け、障害者スポーツ体験会などの障害を持った方向けの事業を実施しています。また、通常のスポーツ教室の参加者に、障害を持った方が一部参加しています。このような中で、スポーツ教室に従事する指導者などに向けたフォロー研修で、障害者スポーツに関することや指導上の留意点などを学習し、今後の現場で活かしてほしいと思い、依頼しました。概要などの学習やご自身の経験を聞くことができ、とても良い研修になったと思います。
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講師コメント
誰もが生涯を通して楽しむことができるもののひとつにスポーツがあります。普段からスポーツ指導に携わっている方々の障がいに対する理解が深まり、障がいの有無に関わらず誰もが過ごしやすく楽しめる社会を形成する一助になれたら嬉しく思います。