- 実施事例
- 令和4年度 東京都スポーツ推進委員広域地区別研修会[ 第3ブロック ]
講演会/体験会事例 令和4年度 東京都スポーツ推進委員広域地区別研修会[ 第3ブロック ]
- 主催者
- 渋谷区スポーツ振興課
- 講師
- 臼井二美男氏
- 開催日
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- 2022.07.09(土)
- 場所
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- 渋谷区役所
- 対象
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- 大田区・目黒区・品川区・世田谷区・渋谷区スポーツ推進委員及びスポーツ主管課職員等
- 参加人数
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- 35名程度
障害のある人ほどスポーツを!
大田区・目黒区・品川区・世田谷区・渋谷区のスポーツ推進委員を対象に、義肢装具士の臼井二美男氏を招いて講演会と義足体験会を実施しました。
講演会では「障害のある人ほどスポーツを 2020東京パラリンピック」をテーマに、「切断の疫学」「義足の種類」「義肢装具士の役割」等をお話しいただいただきました。また、スタートラインTokyo(切断者のスポーツクラブ)や切断者のファッションショーといった活動についてもご紹介いただくなど、講演を通して「障害のある人にとってスポーツがもたらす意義・効果」を発信いただきました。
後半では義足体験を実施して、義足の特性や歩き方、サポートの際の留意点等を学びました。終盤の質疑応答の時間ではたくさんの方から質問の手が挙がるなど、限られた時間の中で大変熱心に聴講いただきました。
―臼井氏との出会いがあったから、現在の自分がいる―
本講演では臼井氏の他、(依頼者である)渋谷区ゆかりのパラアスリート(須川まきこ氏、水谷憲勝氏)にもご登壇いただき、今日に至るまでのエピソードやデモンストレーション(義足の着脱、歩行)を披露いただきました。
お2人は切断レベルも境遇も異なりますが、「臼井氏との出会いがあったから再びスポーツに挑戦し、障害があってもスポーツを楽しめることを知った。これからは○○に挑戦していきたい」と、それぞれの言葉で明るくお話しいただいた様子が印象的でした。
後半の義足体験の際には、参加者と交流しながら、当事者ならではの目線でアドバイスや参加者の質問にお答えいただきました。
参加者コメント
大田区、目黒区、品川区、世田谷区、渋谷区のスポーツ推進委員を対象に、「スポーツ義肢装具づくりを通して感じるパラスポーツの魅力」というテーマでご講演いただきました。義肢装具の種類や作成の様子などをご説明いただき、パラアスリートの方によるデモンストレーションも実施していただきました。参加したスポーツ推進委員からは、普段なかなか聞くことができないパラアスリートを支える側のお話を聞くことができてとてもためになったというお声をいただきました。
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講師コメント
参加者の皆さんの眼差しがとても真剣で「少しでも吸収したい、知りたい!」という気持ちが伝わっきて、こちらもやりがいがありました。
はじめは数人でスタートしたスタートラインTokyoですが、少しずつメンバーが増えてきました。今後もっと幅広くメンバーが増えても、皆さん受け入れていき、障害があっても一緒に楽しめる活動をしていきたいと思います。
(スタートラインTokyoの)メンバーの中から国際大会で活躍したり、パラリンピックでメダルを取る選手が出てくれればいいなと思っていますが、
まずは「一緒にスポーツを楽しむ仲間を増やしたい!」というのがこれからの目標です。