体験会事例 障害者スポーツ理解促進事業

主催者
東村山市市民スポーツ課
講師
東京都スルーネットピンポン協会
デモンストレーションを行う長谷選手と代表生徒
開催日
  • 2023.02.01(水)
場所
  • 東村山市立東村山第一中学校
対象
  • 東村山市立東村山第一中学校 1年生
参加人数
  • 132名

障害があっても無くても楽しめる!スルーネットピンポンの魅力

東村山市立東村山第一中学校の1年生を対象に、東京都スルーネットピンポン協会から3名の選手と4名のスタッフを講師に招き、体験会を実施しました。

冒頭は選手3名(平賀邦輝氏、明石喜久雄氏、長谷キヨ子氏)より、「ご自身の障害(視覚障害について)」「スルーネットピンポンとの出会いや魅力」についてお話いただきました。
その後、体験会がスタートする前に、代表生徒3名による選手の誘導体験を行い、スタッフの方から「視覚障害のある方を誘導する際のポイント」について学びました。
体験会では、平賀氏より「スルーネットピンポンの概要」や「ルール」について説明いただいた後、2台に分かれてラリー体験を行いました。体験した生徒からは、「音を頼りにボールの位置を把握するのがとても難しかった。」「サーブを始める際に、相手に″行きます”と伝えてから打つことを知り、視覚障害のある方のスポーツならではのルールを知ることができた」と感想をいただきました。
終盤は代表生徒と選手がペアを組み、ダブルスのゲームを行いました。アイマスクをしているのに、まるでボールが見えているかのようにプレーする選手を見た生徒の皆さんからは「打球がとても早くて正確で驚いた」「一緒にプレーできて楽しかった」と、スルーネットピンポンの特性や魅力を肌で感じていただくことができました。



スルーネットピンポンについて説明する講師


生徒同士でペアを組んでダブルスのラリー体験


講師コメント

講師近影

今回、東村山市立東村山第一中学校において、障がい者スポーツを一緒に体験していただいたことは、本当に良かったと思います。参加された生徒さんも、楽しく行っている様子が伝わり、嬉しく思いました。私の想いとしては、障がい者と健常者といった区別が無い、明るい社会になって欲しいと思います。またご要望があれば、ぜひ中学生の皆さんとスルーネットピンポンを楽しみたいと思います。ありがとうございました!

主催者コメント

当初予定していた事業が急遽出来なくなったことから、「東京パラくる」を活用させていただき、市内の中学校にてスルーネットピンポンの体験会を実施しました。
当日は、スルーネットピンポン協会様より視覚障害を持った方とそのガイドの方にお越しいただき、障害についてのお話しや競技を始めたきっかけなどを生徒の皆さんにご説明いただいたほか、スルーネットピンポンのデモンストレーション、クラス毎に分かれての体験会を行いました。
生徒の皆さんも、初めての体験で最初は戸惑いつつも、熱心に講師の方のお話しを聞き、楽しそうにスルーネットピンポンを行っており、非常に良い経験になったと思います。

  • 戻る

トップに戻る