- 実施事例
- パラスポーツ体験会
講演会/体験会事例 パラスポーツ体験会
- 主催者
- 目黒区立菅刈小学校
- 講師
- 東京ボッチャ協会(株式会社CAC Holdings)、東京都スルーネットピンポン協会

- 開催日
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- 2022.09.29(木)
- 場所
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- 目黒区立菅刈小学校
- 対象
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- 目黒区立菅刈小学校 全校生徒
- 参加人数
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- 420名程度
障害があっても無くても皆で楽しむことができるスポーツ!
今回は東京ボッチャ協会から佐藤駿選手(株式会社CAC Holdings所属)、東京都スルーネットピンポン協会から平賀邦輝氏を講師に迎え、講演会と体験会を実施しました。
講演では、講師それぞれから「ご自身の障害」「競技との出会い」「競技の魅力」についてお話しいただきました。
佐藤選手は脳性麻痺、平賀氏は視覚障害と境遇は異なりますが、偶然出会った人から競技を教えてもらったことがきっかけで、現在まで競技を続けているとお話ししてくださいました。また、ボッチャもスルーネットピンポンも「障害の有無や性別に関わらず、誰もが一緒に楽しむことができるスポーツ」といった競技の魅力を教えていただきました。

やっぱり講師はすごい!強い!~講師と一緒に競技体験~
講演に続いて実施した体験会では、ボッチャのエリア・スルーネットピンポンのエリアそれぞれ分かれて、1学年につきいずれかの競技を体験しました。
ボッチャでは、佐藤選手によるデモンストレーションを披露いただき、「どこを狙ったら良いか」「誰が投げると逆転できるか」など、実際にアドバイスを貰いながら、白熱したゲームを繰り広げました。
スルーネットピンポンでは、初めは見える状態でラリーを行った後、目を瞑った状態で“見えない”ラリーに挑戦しました。終盤では代表児童2名が平賀氏と対戦を行い、アイマスクをした状態でラリーを続ける平賀氏に「どうして見えないのにボールの場所がわかるの?」「すごい!」など、改めて講師のすごさを体感しました。体験会の終盤では講師から児童へメッセージが送られ、盛り上がる中終了しました。
講演終了後、目黒区立菅刈小学校の児童から講師それぞれにお礼のお手紙が届きました。「佐藤選手、これからも頑張ってください!」「ボッチャが誰でも楽しめるスポーツだということがわかった」「平賀さんは見えないのに音を頼りにラリーをしていてすごかった!」「これからどこかで視覚障害の方に会った際は、優しく声をかけたいと思います」と、たくさんのメッセージをいただきました。


平賀邦輝さん
(東京都スルーネットピンポン協会)
とても楽しみながらお話しやスルーネットピンポンをさせていただき、あっという間の時間でした。先生も含めて、菅刈小学校の皆さんとお会いできてとても嬉しかったです。私はある日偶然であった小学生に声をかけてもらったことが転機となり、現在もスルーネットピンポンを続けています。そのため、当時の彼と同じように、小学生の皆さんにお会いできて良かったです。当時の彼のように、これからどこかで視覚障害のある方を見かけたら、優しく声をかけてもらえると良いなと思います。
参加者コメント
障害者スポーツを体験するために依頼しました。子供たちは見慣れないスポーツに興味を持ち、意欲的に楽しんでいました。また、障害者スポーツについて理解を深めることができました。
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講師コメント
佐藤駿選手
(東京ボッチャ協会/株式会社CAC Holdings所属)
久しぶりに対面で講師を務めましたが、とても楽しかったです。1・2年生は元気いっぱい、3~6年生は夢中でプレーしてくれた子が多かった印象で、皆さんとの交流を通して良い刺激をもらいました!「誰でも一緒に楽しめる・最後まで赤青どちらが勝つか分からない」ボッチャの魅力を感じてもらえて良かったです。
今後はパリ2024パラリンピックに出場してメダルを取ることを目標に、これからも頑張ります。ぜひ応援してください!